こんなかわいい阿修羅もいるのですね。奈良でほんものも見たけれど
今日たまたま知人と「みうらじゅん」さんの話になったのだけれど、彼は小学生のときから仏像にハマっていたそうですね。ウルトラマンとか、美しい女性を見るような目で仏像のこともみてきているってなんとなく共感できる気がします。
私はインドに何度か行ったことがあるのだけれど、インド人もけっこうインドの神様のことを身近に感じているように思います。日本は、どちらかというと「御開帳」のときだけのようにもうちょっと秘めている感じがします。
これも阿修羅みたいにいっぱい手がありますね。日本の千手観音様ともまだ違う。だって顔がゾウさんですから。このゾウの神様のことをガネーシャといいます。
インドではタクシーに乗っても、レストランでカレーを食べていても、友人の家に遊びにいっても、いつもこんな感じのインドの神様があちらこちらに飾られています。日本にいると町のかしこにいろんな看板があって、夜になると看板が点灯しますよね。たとえばコンビニの看板とか。
そんな風にありふれている看板が、インドの場合はぜんぶインドの神様みたいな感覚でした。セブンイレブン、ファミマ、ローソン。みたいに誰でも知ってるよく見かけている顔が、写真のガネーシャ、シヴァ、ハヌマーンみたいにみんな神様なのです。
日本人からみたらなんだかうさんくさい感じがするのですが、そのコテコテ感覚が筆者はわりと嫌いじゃないみたいです。はてなブログ、アメーバ、忍者ブログ、みたいにブログ名もインドの神様にしたら、インドでは流行るかもしれない。
これがシヴァ神。いつもほとんとパンツ一丁。筆者の感覚では、小学校のときに歌った鬼のパンツみたいなイメージ。基本山籠もりをしている一切ものを持たない修行僧という感じのとっても人気の神様。
これがハヌマーン。愛する人のためなら、近所の山も持ちあげることができる力持ち。筆者的には、孫悟空やプロゴルファー猿。そしてブービィ(パーマン)とかぶるものがあります。要するに猿なのです。